社会医療法人さくら会 さくら会病院

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内科

高血圧・糖尿病をはじめとする生活習慣病のコントロール、麻酔術後や肺炎等を主とする全身管理、さらに脳神経外科、整形外科入院患者さまの内科疾患管理や合併症併発時の治療を両科と協力し行っております。

当院の内科診療について

我が国の高齢現象は、当院も同じです。高齢者の疾患は、単一疾患ではなく多岐にわたる複合疾患です。特に多い食生活の欧米化に伴う高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の管理、また発熱などの急性疾患の外来・入院診療も行っています。

脳神経外科・整形外科の入院患者さまの術前術後および急性期一般病棟から回復期リハビリテーション病棟までの入院期間中の基礎疾患のコントロール、また肺炎や心不全などの合併症の発症時の治療も担当医と協力して行っております。

更には睡眠時無呼吸症候群により様々な循環器疾患(脳卒中や高血圧症など)が発症することが明らかになっていることから、睡眠時無呼吸症候群についても積極的な診断と治療を行っています。

主な対象疾患と治療法

睡眠時無呼吸症候群[SAS】のリーフレット(PDFファイル形式)  SAS_leaflet.pdf

睡眠時無呼吸症候群の検査・治療

1、睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、読んで字のごとく「睡眠時」に「無呼吸」状態になる病気です。「無呼吸=息ができない」ので死んでしまうのではないか?と思われがちですが、実は、この無呼吸自体で死んでしまうことはありません。むしろ、無呼吸が続くことで体に負荷がかかり「生活習慣病(高血圧・脳卒中・糖尿病・心疾患など)」を引き起こすリスクが高まることが問題となります。また、この病気の症状のひとつ「昼間の眠気」で引き起こす交通事故(居眠り運転などによる事故)の発生率が、健常者と比べると2倍~10倍に高まると言われています。他にも作業中の事故や怪我、作業効率の低下などの社会的な影響がありますので、十分な注意が必要です。

睡眠時無呼吸症候群はしっかり治療すると無呼吸がなくなり、生活習慣病や眠気などの症状もきちんとコントロールできます。この疾患は何も特殊な疾患ではありません。有病率は人口の4%と言われており、日本には約200万人いると言われています。しかし、なかなか気がつきにくい、いびきをかく程度で受診するなんて恥ずかしいという理由で、まだまだ治療を受けていない方が少なくないのが現状です。

2、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の主な症状

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上記の症状に心当たりのある方は、一度当院にご相談ください。

3、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の合併症

症状として分かりやすいのは「いびき:無呼吸」ですが、これを「たいしたことない!?」と放置すると様々な合併症を引き起こすことが指摘されています。例えばご自身の高血圧も睡眠時無呼吸症候群によって起こっているかもしれません。

<生活習慣病の惹起>

脳卒中 ・ 高血圧 ・ 糖尿病 ・ 心筋梗塞 ・ 狭心症 ・ 不整脈 ・ 多血症 ・ ED(勃起不全)

睡眠時無呼吸は心血管病のリスクのひとつです。適切なSAS治療により発症リスクは低下しますSAS.png

4、検査内容

(1)問診

昼間の眠気、いびき、耳鼻科的疾患等の合併症、生活習慣などについて、問診を行います(ベッドパートナー同席が望ましい) 。昼間の眠気の評価にはEpworthの眠気テスト(ESS)等を用います。

<Epworthの眠気テスト(ESS)>

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(2)簡易検査(スクリーニング検査)

携帯型の検査装置をお持ち帰りいただき、ご自宅でセンサーを取り付け簡単に検査できます。「呼吸」「いびき」「SpO2」「脈拍」データを24時間分収集、専用ソフトで計測します。患者さんの負担を極力軽減し、自然な睡眠のデータを収集します。

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(3)精密検査(PSG検査)

精密検査は検査入院していただき測定します。脳波や心電図、血中の酸素量などのセンサーを取り付けて検査を行うPSG検査(ポリソムノグラフィー)という検査を行います。

検査入院は通常、夕方(18時)の入院、翌朝6時以降の退院となります。また仕事等の都合で入退院の時間の調整をさせていただきますので、ご相談ください。 (翌朝、早朝に出勤していただくことも可能です)

検査入院費は約3万円程度(3割負担の場合)になります。

5、治療法

検査の結果、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、軽症の場合は減量だけで様子を見れることがあります。また、扁桃の大きな人は手術が有効な場合があります。そのほか歯科装具で改善することもありますが、最も確実で有効性が高いのがCPAP療法です。

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CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)は、鼻マスクを装着し、鼻マスクからの空気で上気道に陽圧をかけ続けることで、軟口蓋や舌を押し上げて気道を広げ、無呼吸を防ぎます。初めは不快に感じても、日々の装着により徐々に慣れていきます。また、副作用も殆どありません。

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6、受診方法

毎週木曜日の午前中の外来で診察をお申込みください。

担当医 [内科] 甲斐 達也

※医師の都合により、休診させていただく場合がありますので、当ホームページ(代診・休診のお知らせ)をご確認のうえ、来院願います。

スタッフ紹介


医師名

甲斐 達也(かい たつや)

 

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役 職

内科部長

資 格

日本内科学会認定総合内科専門医・地区評議員 
日本循環器学会認定循環器専門医
日本高血圧学会認定高血圧専門医・評議員
日本老年医学会認定老年病専門医・代議員
日本脈管学会認定専門医
日本心臓病学会FJCC
日本医師会認定産業医
日本睡眠総合検診協会認定 CPAP療法士
                  
医師名 岡田 徹(おかだ とおる) okada.jpg
役 職 内科医長(一般急性期病棟担当)
資 格 日本内科学会認定医
日本内科学会 総合内科専門医 
医師名 田中 敦子(たなか あつこ) 田中 敦子
役 職 内科医長(回復期病棟担当)
資 格 日本内科学会認定医
日本糖尿病学会専門医
日本医師会認定産業医
日本リハビリテーション医学会専門医
日本リハビリテーション医学会指導医  
医師名 華岡 裕太(はなおか ゆうた) _HP.jpg 
   
   
医師名

 松向寺 孝臣

(しょうこうじ たかとみ)

 
   
   

当院の医療設備

内視鏡システム 内視鏡用炭酸ガス送気装置
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先進の画像処理技術により、精度の高い診断が可能なフルデジタル電子内視鏡。上部消化管(食道、胃、十二指腸)と大腸を観察し、病気の早期発見に有効な検査です。 大腸内視鏡検査を受ける患者さんの膨満感からくる苦痛を緩和することが期待でき、よりスムーズで、安全な検査をサポートします。